ブルースリー哲学

「現実的であることの必要性」【ブルース・リー 名言・哲学】

偉大なマーシャルアーティストであり素晴らしい哲学者でもあったブルース・リー。
心に響くメッセージを独自の感想も踏まえて紹介して行きたいと思います。

「現実的であることの必要性」

人生は短い。
歳を重ねれば重ねるほど加速が増し、
あっという間に過ぎ去って行ってしまうかのよう。

人生において何より大切なのは、
「自分らしい人生を生きてこれた!!」
と感じれるかどうか??ではなかろうか。

人生において、手に入れることができるのは
現実的なものだけである。


非現実的で、
生命力を浪費させるつまらない自己イメージを
現実化することに エネルギーを費やすのではなく、
自分の潜在能力をフルに生かすことだ。


私達の前途には、偉大な仕事が控えている。
これを成し遂げるには献身と
とてつもないエネルギーが必要なのである。


〜「ブルース・リーが語る ストライキング・ソーツ」ジョン・リトル(編)より〜

自分にとっての「現実」とは?

自分にとっての「現実」とは一体何なのだろう??
それに対して「非現実的」とは…!?

簡単に言うけども、
実はこれに気づく事が一番難しいのかも知れない。

若い人ほど、理想とかけ離れた自分自身を
否定したがるかも知れない。

例えば、”自分ではない何者か”に
意識を捉われ過ぎたりしてないだろうか?

流行を追って合わせたり、
有名な誰かを意識してファッションや仕草を真似るなど行ってないだろうか?

確かに、憧れの存在や世の同調的な流れに沿う事によって
気が大きくなったり勇気付く事はあるかもしれない。

しかしながら、
それらは「リアルな自分自身」を全く無視しているのかも知れない。。

潜在能力をフルに生かして行こう。

大袈裟にも思えるが、
各々の個性が異なるように”使命”も異なる。

自分の身体、内面をよく観察してみよう。
時には周囲の反応、アドバイスに耳を傾けてみよう。
そして、素直に自分自身を受け入れよう。

全ては自分を知ることから始まる。

他の誰かの真似事や
妄想を現実化させる事に力を注ぐのではなく、
あなただけの能力を最大限に発揮させる事に対して意識を向けて行こう。

それでなくとも、人生はとても短いのだから。