ブルースリー哲学

勇気を出して歩み出すこと。

最も耐え難い不安感は、独立独歩であることから生まれる。

他人の真似をしている時は孤立していると感じずに済むのだ。

〜「ブルース・リーが語る ストライキング・ソーツ」ジョン・リトル(編)より〜

なぜ人は誰かの模倣に走ったり、依存してしまうのだろう。

それは自立に向けて
独りで歩き出そうとする時、
その時に感じる孤独や責任に対して
不安や恐怖心が生じてしまうことが関係しているかもしれない。

何か行動を起こそうとする時、
それに伴って生じるであろう責任や重圧に対してつい尻込みしてしまう。。

どんなジャンルでも、自分が生み出したものに関しては
絶対の確信感を得られないように感じることも良くあることだ。

よって、ほとんどの人々は他の誰かの真似事をしたり、同調する方へ向かってしまう。
少なくとも、そうしてる間は自分が咎められる様な事はまず無いし
大きなストレスも感じずに済む。

周りを見渡すといつも勉強になる事がある。
それは「常に自分自身であること」だ。
そして、自分を表現すること、自分自身を信じること。

成功した誰かを真似てはならない。

香港ではそう言う事が流行ってるようだが、
彼らは「いかにして自分は自分たり得ているのか」と言う、
自己存在の根底からスタートしようと決してしないのだ。

〜「ブルース・リーが語る ストライキング・ソーツ」ジョン・リトル(編)より〜

ただ、そうやって自分自身を偽って過ごし続けるのは、どうだろうか。

“偽りの自分”を通じて関わり始めた人々、
そこから発展する人間関係、また身に起きる出来事。。

それらはありのままの自分から乖離していき
その人の本質的な現実から大きく遠ざかる。

もし、あなたが自分の内面に目を向け、正しいことを為したと確信しているなら
どうして恐怖や不安があるだろう?
あなたに求められているのは、攻撃性や争いに一切思い煩うことなく、
ただ自らの使命を果たすことだけなのだ。

〜「ブルース・リーが語る ストライキング・ソーツ」ジョン・リトル(編)より〜

自分にとって正しい事だと確信していることなら
勇気を出して歩き出そう。

例えそれが風変わりな物事であったとしても、
あなたにとっての掛け替えのない使命であると確信しているなら。

全力で自分のために「自己実現」に向かって行こう。

”情熱が人を動かす”

ブルースからの最大のエールである。