9/2に発売された、B’z松本孝弘さんのソロアルバム「Blues Man」。
ここ最近、室内でもよく流し聴き込んでるインストルメンタル・アルバムです。
とても聴き心地の良い作品に仕上がってて、何度聞いても聴き飽きず
聴くたびにハマっていく、、そんな最高なソロアルバム。
もともと「曲に合わせて舞う」という職業の性質上
「インストアルバムが好き」というのも理由の一つかもしれない。
ここ最近の状況からして難しいかもしれないけど
このアルバムを引き下げてのツアーがあったら間違いなく「参加したい!」と思っただろう。。
そう思えるほど、完成度の高いアルバム。
気になった曲と共に少しだけ紹介したいと思います。
シンプルなアルバムジャケット

シンプルでありながら、ベテランが醸し出す余裕と実力の凄みが感られる。
アルバムタイトルの「Blues」は、人によっては「ブルース」 or 「ブルーズ」と発音するようですが、
ここでは英語での発音通り「ブルーズ」と呼ぶとの事。
bluesというジャンルにキッチリ拘るというよりは、
「松本さんご自身の内面にあるblues感を表現する事」を意識して制作したとの事。

一曲目「BOOGIE WOOGIE AZB 10」からこのアルバムは始まる。
アップテンポでゴージャスな雰囲気。
トップを飾るのに相応しく勢いあって凄くカッコ良い。
ちなみに「AZB 10」は麻布十番のことで
松本さんご自身とても思い入れある街らしい。
何度か通ったことはあるが、
これを機に次回訪れる際には
より街の空気を感じながら歩いてみたいな。
氷室京介とコラボレーション
続く二曲めは「Actually」
恐らく、今回のアルバムで一番注目されてる曲。
氷室京介さんが作詞とヴォーカルで参加されてます。
この曲を聴きたくてアルバムを購入されたヒムロックファンも沢山いるだろう。
松本孝弘と氷室京介のコラボレーション、活字を見るだけでも凄い。。
2016年の「LAST GIGS 」以来、
氷室さんのボーカルを聴けたのは
確かGOSPELS OF JUDASの「IF」くらい。
久々に聴くボーカルに歓喜したファンは多くいたでしょう。
氷室さんをイメージして創った曲で
仮に別の曲を求められた場合は、それに応じて創る気でいたとの事。
BIGアーティスト同士、互いの信頼を感じさせられるエピソード。
元々、L.Aで行われたB’zの公演を氷室さんが観に行った辺りから交流が始まったらしく
また共通点も多いんですよね。
同学年で、実は氷室さんも元ビーイング。
氷室さんとは同学年だけど自分にとっては常に先輩感があるというのが印象的でした。
布袋さんも言ってましたが、
きっと誰からしても「カリスマ」感が感じるのでしょう。
今年、お互いに60歳になる二人。
氷室さんも「約束の還暦アルバム」に向けて少しずつ助走を開始してるような、、
そんな印象を受ける最近です。
美しい旋律のバラード
「月光かりの如く」
2019年に開催された、壮大なアイススケートショー「氷艶」に書き下ろしたテーマ曲。
アルバムに収録に合わせてオリジナルをアレンジし
曲の尺も長くなったとのこと。
実は今回のアルバムで初めて聴いたのだけど
オリエンタルな雰囲気の中での美しい旋律
またそれらと共に壮大なスケールを感じさせ
正に「氷艶」というタイトルに相応しい一曲。
「Waltz in Blue」
この曲のMusic Videoが制作され特典付きの方にはDVD映像が収録されてるそう(私が買ったのは通常盤)
恐らく、ご本人にとっても特別な曲なのでは。
このアルバムの中でも中核を担う曲じゃないかと感じられます。
ギターの音色とリズム、これが本当に心地良い。
松本さんの中で感じてるワルツを感じさせてくれる一曲。
「月光かりの如く」、「Waltz in Blue」
共に今回のアルバムの中で良く聴いてる曲です。
自然と身体が動き、踊りのイメージが湧いてくる。。
自分にとって良い曲って、決まって無理なくイメージが出てくるんです。
他のアルバムも是非聴いて欲しい

松本孝弘さんのソロアルバムは、元々良く聴いてて。
大好きなんですよね。
音楽知識が豊富で、表現力多彩で、、
プロ中のプロなので当たり前かもしれませんが、
特に「オリエンタルな雰囲気」を感じさせる曲が本当に素晴らしい。
是非、このアルバムを聴いて感動して欲しいし
以前のソロアルバムも機会あれば是非聴いてみて欲しいです。