剣舞

12/13は流派のステージでした。

この日は正賀流の「おさらい会」でした。
結果的に、今年、最初で最後の剣詩舞のステージとなりました。

各々、目的があって出演しますが、
私も舞台に立つ事でしか得られない、
貴重な経験を得ることを目的に出演します。

勿論、普段練習で出来ている事を
舞台上でしっかり再現させる事を目指しますが、
これが中々難しい。

正式なステージ上で表せる演舞・パフォーマンス力こそが、
その人の「真の実力」であると思うからです。

これは、慣れの部分も大いに関係します。
だからこそ、滅多にない出演の機会はとても貴重なのです。

(私も自身の活動の中で様々な場に出演しますが、それらの経験とはまた異なるものがあります。)

もし、しっかりと再現できた点があれば、
その事実を素直に受け入れ、自信にすれば良い。
その分、次回は自分への信頼と共に余裕が出てきますね。

逆に、上手くいかなかった点があったなら、
その原因を自分なりに考え、次回、更に良くなるよう活かしていけば良い。

要は、出演を通じて経験する事に、無駄なものは無い。
この毎回の経験こそが成長させてくれます。


今回の作品は「己亥の歳」。

昨年以来、およそ一年ぶりの演舞。
(この間に培われた更なる感触・手応えを素直に表現できるか…それを確認したい。)

その事を念頭に置き、ステージに立ちましたが、
一年以上ぶりの機会であったこともあってか
久々にとても緊張しました。

自分としては、イマイチな点もありましたが、
先生方から好意的な評価をいただき
正直ホッとした部分もありました。

終えた後は、黄昏時。
琵琶湖を直接見た事がない、という声もあったので
僅かな時間ではありましたが門下生たちと琵琶湖へ。


国内最大の湖は、やはり美しい。癒されますね。


翌朝の大津港からの光景も、素晴らしかったです。
来年に向けて、貴重なステージとなりました。